初めての医療保険を間違えないように選ぶ方法とは

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初めて民間の医療保険を選ぶさいには、どの保険商品を選ぶべきか悩んでしまいます。保険料の価格・保障・特約のメリット等、考えればきりがありません。

1. 医療保険が必要か否か

現在の年齢や、家族構成等、そして公的な健康保険制度に加入している諸条件の中で実際、医療保険に加入した方がいいのか判断に悩んでしまうことはないでしょうか。民間の医療保険には1つでも入っておくべきだとよく言われます。

  1. 加入しなくてもよさそうな人
    貯蓄が十分にある人、会社の福利厚生等で十分な給付内容が保障されている人等は、加入しなくてもよさそうです。
  2. 加入すべき人
    逆に貯蓄の少ない人、お子さんがいる人、自営業で傷病手当金等の公的な保障が無い人、将来の入院費用が不安な人等は医療保険に加入するべきかと思われます。

2. 医療保険を選ぶ場合

自分にあった医療保険を選ぶ際には次のステップをひとつづつ踏むことが良いといわれています。

保障内容

自分の保険内容に合う条件として、保障内容と特約を選んでいくことと、医療保険の基本は入院日額です。これが一日当たり幾らの給付があるかということを確認します。特約にも注意します。がん特約、三大疾病特約等、いま現在の自分の要望に沿った特約を選んでいきます。次に一回の入院で保障される日数(保障限度日数)を選んでいきます。平均日数が30日と言われていますが、最近では60日タイプが主流となっています。

価格(保険料)

保険料の払い込み期間(終身払い・短期払い)を選択して、各保険商品の保険料価格をチェックしていきます。

保険のタイプ

医療保険には掛け捨て型と貯蓄型があります。掛け捨て型は解約時に払戻金が払われないタイプです。貯蓄型は保険料が積み立てられていき、解約した時に払い戻し金が戻るものです。

次に終身医療保険か定期医療保険かを選択します。終身医療保険は保険期間が終身なので解約しない限り一生続きます。定期医療保険は一定期間の医療保険なので保険料が割安です。

保険会社

自分で信頼できる保険会社の選択をします。倒産等することが無い安全な保険会社を選んでいくことはとても重要なことです。もちろん保険会社が倒産した場合には、契約者保護がありますので一定の保護があります。しかし保障内容のある部分の保障内容となってしまいます。

3. 信頼できる医療保険を選びましょう

地元の信頼できる保険会社担当者さんでもいいですし、価格を重視するならネットから見積もりをとって数社の医療保険をパンフレットでもらっても構いません。そして自分で払っていける保険料と保障内容に適した保険商品を選んでいくことがよろしいでしょう。

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著者の情報

FPの トータルプランニング
ファイナンシャルプランナーの資格を有している、トータルプランニングです。金融商品の専門家として自動車保険から医療保険までさまざまな保険商品をわかりやすくお伝えいたします。

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